北陸初!公立の漫画図書館を開館 石川・宝達志水町

漫画の魅力を生かして町ににぎわいを生み出します。北陸初の公立漫画図書館が、宝達志水町にオープンしました。 4日にオープンした宝達志水町の漫画図書館、「宝コミックフィールド」。開館式で、寳達典久町長は「漫画を通して気軽に読書に親しめる空間や、にぎわいのあるコミュニティー空間を目指したい」とあいさつしました。 「宝コミックフィールド」は、町と連携協定を結んだ中古書籍販売会社から無償で提供された、およそ6万冊の漫画を活用しています。 当初は4月の下旬にオープンする予定でしたが、雨漏りの修繕や新型コロナ対策などのため、開館がおよそ1カ月遅れとなりました。 漫画の貸し出しは行わず、利用者は館内で読みます。利用料金は高校生以上が400円、中学生以下が200円で、最大4時間利用できます。 また新型コロナ対策として利用できる人数を最大35人に制限し、体温の測定をはじめ手や指の消毒、返却された本の消毒も徹底します。 漫画図書館には江戸時代に宝達志水町で繰り広げられた末森城の合戦が登場する「花の慶次」など、さまざまなジャンルの漫画が並び、大人から子どもまで楽しめる施設となっています。 宝達志水町では今後も照明や空調などの改修を予定していて、多くの人に愛される施設になることを目指しています。

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