電流協　『電子図書館・電子書籍貸出サービス調査報告2016』11月8日発行

一般社団法人　電子出版制作・流通協議会(電流協、東京都千代田区、中尾光宏会長))は、2016年7月から8月にかけて、公共図書館の電子図書館・電子書籍貸出サービスアンケートの調査を全国の公共図書館に実施し、公共図書館に関する電子図書館・電子書籍貸出サービスの調査結果を発表した。

同調査は、全国の公共図書館（中央館）1,352館のうち、メール・Webで連絡がとれる1,077館に依頼し、466館からの回答を得た結果及び、昨年との比較などを分析した。
同調査報告の詳細は、『電子図書館・電子書籍貸出サービス調査報告2016』（発売：株式会社印刷学会出版部）として発行し、11月8日より発売を開始する。なお、同調査は2013年に第1回目を実施し、今年で4年目を迎えた。
電子図書館サービスのうち公共図書館での「電子書籍貸出サービス」の導入館は53館（自治体ベース）だった。
これは、前年（2015年）から13館増えているが、全国の1,352館（中央館ベース）からみると、3.9％とまだまだ普及していない状況だ。
今回の調査、報告書作成については、公益社団法人日本図書館協会及び国立国会図書館の協力を得た。

【商品情報】
『電子図書館・電子書籍貸出サービス調査報告2016』
編：植村八潮・野口武悟・電子出版制作・流通協議会
発行 ：一般社団法人電子出版制作・流通協議会
発売 ：株式会社印刷学会出版部
発行日：2016年11月8日[第一版第一刷]
価格 ：1,700円（税別）
判型 ：B5判
ページ数：136p
ISBN：978-4-87085-223-5　C0000

※全国の書店、ネット書店、印刷学会出版部Webショップで販売。