電子図書館導入 岩手県矢巾町、楽天などと連携

電子図書館導入 岩手県矢巾町、楽天などと連携

協定を結んだ(左から)楽天の野原執行役員、高橋町長、アマナの油谷執行役員

 岩手県矢巾町と楽天、広告制作会社のアマナ(東京)は22日、インターネットを活用して地域活性化を目指す包括連携協定を締結した。特産品のネット販売や住民向け電子図書館サービスに取り組む。
楽天の通販サイト「楽天市場」に町の特設ページを開設。4月に町内産のひとめぼれ、リンゴ、日本酒などの販売を始める。宿泊予約サイト「楽天トラベル」では町の観光情報を発信する。
5月上旬には町民向けに楽天が展開する電子図書館システムを導入。町民はIDを入力すると、スマートフォンやタブレットで小説や雑誌、絵本を読むことができる。楽天によると、自治体運営の電子図書館は東北で初めて。
アマナは町のブランド化を手掛け、ウェブページのデザインやロゴマーク制作を担当する。
楽天は全国の自治体と協定を結んでおり、同町は25例目。協定には通信販売セミナーやスポーツイベントの開催も盛り込んだ。
町役場で締結式があり、高橋昌造町長、楽天の野原彰人執行役員、アマナの油谷信亮執行役員が調印した。高橋町長は「田園都市の魅力をアピールし、人口増につなげたい」と語った。

関連ページ:岩手政治・行政

2017年02月23日木曜日

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170223_31046.html

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