魅力度ランキングと違いすぎる移住希望ランキング

移住希望地ランキング

2024年3月1日

地方移住を支援するNPO法人「ふるさと回帰支援センター」(東京)は1日、令和5年1年間に窓口を訪れた相談者の都道府県別移住希望地ランキングを発表した。静岡県が4年連続で1位、2位は群馬県が前年9位から急上昇し、3位は栃木県で前年と同じだった。

センターによると、群馬県は地震が少ないほか、生活費や教育費の安さから子育て世代の相談が急増。東京から100キロ圏内で「テレワーク移住」を考える人にも人気という。

北海道は前年12位から7位へ上昇した。新型コロナウイルス禍の収束後、旅行や帰省で訪れる人の数が回復し、センターは「移住したい気持ちが高まった結果、相談増につながっているようだ」と分析する。これまで関東近県に集中していたテレワーク移住も北海道へ広がっているという。

15位から9位に上がった山口県は、県がSNS(交流サイト)やネット広告に力を入れた結果、移住セミナーへの参加者が増えたとしている。

移住希望地は、相談者8164人へのアンケートを集計した。21位以下の順位は公表していない。

【令和5年移住希望地ランキング上位20道県】※かっこ内は前年順位

1位:静岡(前年1位)

2位:群馬(9位)

3位:栃木(3位)

4位:長野(2位)

5位:宮城(7位)

6位:福岡(5位)

7位:北海道(12位)

8位:山梨(4位)

9位:山口(15位)

10位:広島(6位)

11位:和歌山(8位)

12位:福島(―)

13位:富山(13位)

14位:神奈川(9位)

15位:千葉(16位)

16位:岐阜(11位)

17位:熊本(14位)

18位:兵庫(18位)

19位:鹿児島(17位)

20位:茨城(18位)

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