著作物二次利用 文化庁


【独自】著作物利用 一元窓口…文化庁 データベースで効率化

2021年11月16日 05:00読売新聞オンライン

文化庁は15日、映像や音楽、書籍など様々な著作物を二次利用する際に、分野を横断した一元的な窓口組織で相談できる仕組みを創設する方針を明らかにした。過去の放送番組や雑誌掲載写真のほか、インターネット上で増えているアマチュアが作った音楽や映像などを、スムーズに利用できるようにする狙いだ。同日開かれた文化審議会著作権分科会の小委員会で「中間まとめ」の素案を示した。

素案には、様々な著作物の権利者情報を横断して検索できるデータベースを、併せて整備することも盛り込んだ。利用者が二次利用を希望する場合、窓口に問い合わせれば、データベースの情報に基づき、文芸や音楽など分野ごとに著作権を管理する「集中管理団体」に取り次ぐ。団体で管理されていないときは、個別の交渉先を紹介する。

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