羽咋・本読む中学生増えた いつでもどこでも読める「電子図書館」導入で貸出5倍

●羽咋市教委、活字離れ抑止へ電子化

2022/6/3 05:00

 4月に電子書籍サービス「電子図書館」を導入した羽咋市の2中学校で読書に親しむ生徒が増えている。パソコン端末で好きな場所、時間に千冊の図書を読むことができる県内初の試みで、1人当たりの利用回数は学校図書室の貸出数の約5倍に相当する。市教委は北國新聞の電子版「北國新聞デジタル」の活用にも力を入れており、活字離れ抑止へ教育現場の電子化をさらに進める。

電子図書館では、国内外で出版された各分野の本千冊を読める。羽咋中と邑知中の全生徒430人に個人用IDを配布し、1人1台配備したタブレット端末、自宅のパソコンやスマートフォンからも利用できる。

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